顔(頬・顎)の脂肪吸引

良くも悪くも、第一印象を決めてしまう顔。当院に寄せられるフェイスラインや二重顎に関するお悩み相談は、後を絶ちません。そういった方々に人気なのが、顔(頬・顎)の脂肪吸引です。とはいえ、顔は体の他の部位と比べて、隠すのが難しいパーツ。腫れや内出血でバレたらどうしよう…失敗したらどうしよう…といった心配事が尽きないと思います。

そこで今回は、顔の脂肪吸引の効果や失敗回避策、ダウンタイム中の症状について詳しく解説します。

1.二重顎で悩んでいるのですが、脂肪吸引でたるみませんか?

元々のたるみレベルにもよりますが、ベイザー脂肪吸引を用いることで失敗の多くを回避できます。

大橋ドクターの解説

機器の性能とドクターの吸引技術で回避可能

顎の脂肪吸引では、術後にたるんでしまうという失敗が後を絶たないようです。
その点、ベイザー脂肪吸引であれば、たるみのリスクは少なくなります。ベイザー脂肪吸引は、周辺組織を傷付けずに脂肪を吸引することが可能です。そのため、脂肪を除去した後も線維組織が温存され、これが収縮することで、皮膚のタイトニング効果が期待できます。

顔の脂肪吸引 症例写真1顔の脂肪吸引 症例写真1

皮膚の収縮を促進させる技術「スーパーフィッシャルリポサクション」

ある程度のたるみであればベイザー脂肪吸引で解決できます。また、スーパーフィッシャルリポサクションという技術を用いれば、さらに美しく仕上げることも可能です。
スーパーフィッシャルリポサクションとは、脂肪層の極めて浅い部位(皮膚直下の脂肪)を吸引する技術です。ここに脂肪が残っていると、皮膚はキレイに収縮することができません。逆にこの部位の脂肪をしっかり除去すれば、タイトニングが促進されます。
元々のたるみが強く出ていると判断した場合は、糸のリフトを併用することがあります(糸は溶けるものを使用)。

顔の脂肪吸引  症例写真2顔の脂肪吸引 症例写真2

2.ダウンタイムはどれくらいありますか?

顔の脂肪吸引後に現れるダウンタイムの主な症状は、痛みや腫れが3日程度、むくみは2週間程度続き、その後硬縮が3ヶ月〜半年程度続きます。

大橋ドクターの解説

顔の脂肪吸引はダウンタイムが少ない

顔の脂肪吸引は吸引量が少ないため、体のどの部位よりもダウンタイムが軽いです。実際に施術を受けた当院のスタッフに聞いてみたところ、痛みはあまり感じなかったという声が多く寄せられました。
内出血も、出ないことがほとんどです。
腫れは3日程度ありますが、目立つほど腫れることはほとんどなく、手術の翌日からマスクをして仕事に出ることも不可能ではありません。

顔の脂肪吸引 ダウンタイム症状(ベイザー脂肪吸引の場合)顔の脂肪吸引 ダウンタイム症状(ベイザー脂肪吸引の場合)
※体型や脂肪吸引量によって、個人差はあります。

術後しばらくしてから出る硬縮

硬縮は、脂肪がなくなってできた空間を体が修復するために、体内に線維質が作られることで生じる現象です。肌表面が硬くデコボコとして、皮膚が引きつれるような違和感が出てきますが、これは体が回復している証拠。術後6ヶ月までなら心配ありません。症状は術後1週間頃から出て、3ヶ月〜半年頃までに自然と回復します。マッサージでセルフケアを行うと、違和感を軽くすることができるのでおすすめです。

*ひとつひとつのダウンタイムについては、こちらで解説
3.どんな時に痛みますか?
4.腫れや内出血はありますか?
6.ダウンタイム中はマッサージした方がいいのでしょうか?

3.どんな時に痛みますか?

食事中や顔に何かが触れてしまった時に痛むという声が多いです。

大橋ドクターの解説

ふとした瞬間の動きや行動に注意

顔(頬・顎)の場合、術後の痛みは比較的軽度で済むことが多いです。当院でベイザー脂肪吸引を受けたスタッフによると、食事中に口を大きく開いたときや、化粧などで強く触れてしまったときに痛みを感じた、という声が聞かれました。痛みには個人差があるため一概には言えませんが、口を無理に動かさず、触れる時に注意していればひどい痛みに悩まされることはほぼないでしょう。

4.腫れや内出血はどれくらい出ますか?

いずれもマスクで隠せるレベルです。術後3〜5日は多少の腫れを感じる方もいらっしゃいますが、内出血はほとんどありません。

大橋ドクターの解説

腫れは風邪用マスクで十分隠せる程度

実際に頬と顎下の脂肪吸引を受けられた方の術前・術後の経過写真を見てみましょう。施術前と比較しても、大きな腫れは確認できません。施術翌日と3日後に多少の腫れは出ていますが、目立つ変化はないことがお分かりいただけるでしょう。術後の腫れは、大半が3〜5日程度で落ち着きます。
内出血に関してはほとんどなく、出たとしても顎の下などの正面からは見えない部分ですし、コンシーラーで隠せるレベルです。
当院で施術を受けられたモニターの方のアンケートでは「3日間マスクを着用し、4日目以降はマスクなしでも周囲に気づかれないほどの回復の早さでした」「手術後2日目にマスクなしで仕事に行きましたが、誰にも気づかれなかったです」などの声も。ほとんどの方が大きな腫れや内出血もなく、マスクで上手く隠してダウンタイムを過ごせているようです。

顔の脂肪吸引の術後経過写真顔の脂肪吸引の術後経過写真

5.術後は顔を圧迫すると聞いたのですが、圧迫はどれくらいの期間必要ですか?

術後3日間はフェイスバンドの装着をお願いしております。

大橋ドクターの解説

しっかりと圧迫することがダウンタイムの軽減につながる

顔の脂肪吸引 術後の圧迫固定顔の脂肪吸引 術後の圧迫固定フェイスバンドは頬と顎下を固定することで、内出血やむくみを抑えるためのものです。できたら術後3日間は装着してください。
とはいえ、「手術の翌日、あるいは2日後にはどうしても仕事に復帰しないといけない……」という方もいらっしゃるでしょう。そういった方には、在宅時や就寝時など、着用可能な時間帯のみの装着をお願いしています(それでも十分効果的です)。

6.ダウンタイム中はマッサージした方がいいのでしょうか?

術後1週間頃から行ってください。マッサージは硬縮を緩和します。

大橋ドクターの解説

マッサージで硬縮の違和感を軽減

マッサージは、術後1週間頃から出てくる硬縮の改善に有効です。硬縮は、脂肪吸引でできた体内の隙間を体が修復するときに起こる症状のこと。肌表面が硬くデコボコとして、皮膚が引きつれるような違和感があるのが特徴です。通常術後3ヶ月〜半年頃までに自然と回復しますが、マッサージを行うことでその違和感を緩和させることができます。
ちなみに、当院で施術を受けたスタッフからは「高周波美顔器やコロコロローラーを使ったマッサージがよかった」「マメにケアすることでかなり楽になった」との声が多く寄せられました。また、マッサージで血流が良くなると栄養素が豊富に術部に送られるため、硬縮の早期回復につながります。

7.顔の脂肪吸引で失敗することはあるのでしょうか?

はい、誤った方法で行えば失敗も十分あり得ます。脂肪の吸引量や吸引箇所を誤ると、頬がこけてしまうことがあります。

大橋ドクターの解説

脂肪の取り過ぎに注意

基本的に頬骨直下の脂肪は、無理に吸引すると仕上がりが悪くなってしまうため、吸引せずに残しておくべき「ポジティブゾーン」と呼ばれるところです(左図参照)。ここの脂肪まで取ってしまうと頬がコケてしまうことがあります。経験の浅いドクターはこのような失敗に陥りがち。脂肪吸引をする際には、経験豊富なドクター探しをしましょう。

顔の脂肪吸引 残しておくべき脂肪顔の脂肪吸引 残しておくべき脂肪

8.小顔になりたいのですが、バッカルファット除去と脂肪吸引どちらが適していますか?

バッカルファットの除去を希望される方は非常に多くいらっしゃいますが、ほとんどのケースで除去の必要がない=脂肪吸引が適応と判断しています。

大橋ドクターの解説

バッカルファット除去の決断は慎重に

加齢とバッカルファット加齢とバッカルファットバッカルファットは頬の中央の深い部分(頬内側)にある脂肪のこと。若い頃はこめかみから頬骨にかけて比較的高い位置に存在していますが、加齢とともに皮膚が下垂すると、それに伴ってバッカルファットも下がります。こうなると皮膚の下垂によって、ほうれい線やマリオネットラインなどのシワが目立ってしまうことも考えられます。これを改善すると言われているのが、バッカルファットの除去です。
しかし、年齢とともに頬がたるむ原因はバッカルファットの下垂だけではありません。そのため、適応を誤ってしまうと顔の皮膚が一層余り、たるみがひどくなることも十分にあり得ます。
また、「若いうちにバッカルファットを除去すれば加齢による頬のたるみを事前に防ぐことができる」という説もありますが、それは大きな誤解です。バッカルファットを除去しても、加齢に伴う“皮下脂肪”の減少は予防できませんから、皮膚が余り、たるみが強く出てしまう可能性もあります。だからこそ私たちは、頬の内側にあるバッカルファットを無理に取る必要はないと考えています。

当院が行うのは、頬・顎の脂肪吸引

バッカルファットよりも表面の脂肪(皮下脂肪)にアプローチした方が、引き締まったキレイなフェイスラインに仕上がることも、実は少なくありません。
基本的に、皮下脂肪の蓄積が原因の場合は頬・顎の脂肪吸引が適切です。タイトニング効果が見込めるベイザー脂肪吸引なら、引き締まったフェイスラインだけでなく、マリオネットラインや二重顎の解消も同時に叶います。

※マリオネットラインとは
口角から顎に現れるラインのこと。老化による皮膚のたるみ、脂肪の減少などが原因。

9.値段の相場はどれくらいですか?

ベイザー脂肪吸引の場合、頬・顎それぞれでおよそ30万円前後です。

大橋ドクターの解説

自分に最適なクリニックの見極めを

顔の脂肪吸引箇所顔の脂肪吸引箇所クリニックによって金額の差があるものの、平均して頬・顎それぞれで30万円前後が相場です。別途オプション料金として麻酔代などが発生する場合もありますので、施術の詳細については各クリニックに問い合わせてください。
また、顔の脂肪吸引の場合、頬と顎下で料金設定が分かれていることがほとんどです。双方の脂肪吸引を希望される場合は、金額が変わってきますので注意してください。

10.仕事は休まなければいけないのでしょうか?

術後2〜3日程度お休みを取っていただくことをおすすめしています。

大橋ドクターの解説

中には翌日から復帰したという方も

個人差があるため一概には言えませんが、ほとんどの方が術後2〜3日で仕事に復帰されるようです。太ももなど、ダウンタイムが強く出る部位の場合は、念のため数日お休みをとることをおすすめしていますが、顔はダウンタイムが軽い部位なので、判断はご本人にお任せしています。なかには、施術の翌日から出勤したという方もいらっしゃいます。
そうはいっても、術後のダウンタイムには個人差があるため、もしつらければ無理をしないでください。

11.傷跡が原因でバレる可能性はありますか?

傷跡は目立たない箇所に小さく作るので、バレる可能性は極めて低いと言えます。

大橋ドクターの解説

傷の位置は耳の裏と顎下の3ヶ所

吸引は両耳の裏とあご下の計3ヶ所から行います。日常生活を送る上では、あまり目立たず見えない部分です。
また、吸引する際にはスキンポートという器具を装着して行います。これは皮膚を保護して傷口の広がりや、カニューレ操作時の摩擦による火傷を防止してくれます。

顔の脂肪吸引の傷跡顔の脂肪吸引の傷跡